新生FFXIV XHBページ切り替え拡張プログラム
FinalShift - A REALM A BOURNE -
このプログラムについて
これは、新生FF14に13ボタン以上のジョイスティックを接続した場合に、未使用となるボタンにXHBの別のページの直接起動機能を追加するプログラムです。
ページが切り替わるのはボタンを押している間のみで、ボタンを離せば必ず1ページ目に戻る、いわゆる「シフト操作」を追加します。
例えば○ボタンの場合、以下の操作ができるようになります。3ページ分のスキルセットをモードレスに選択できるようになりゲームが捗ります。
- L+○ボタン (標準操作)
- R+○ボタン (標準操作)
- Lを押しながらR+○ボタン (標準操作)
- Rを押しながらL+○ボタン (標準操作)
- PSボタン+○ボタン (本プログラムによる拡張)
- パッドボタン+○ボタン (本プログラムによる拡張) ← この操作が便利!
- ※追加設定でPSボタン+RボタンやPSボタン+パッドボタンなどを使い分けることもできるので、最大5ページまでモードレスに切り替え可能です
乱戦でXHBのページが何番目なのか分からなくなってしまい、焦ってページを戻そうとして余計にページを切り替えてしまい操作がもたついてしまう、といった安直なトグル動作UIによって引き起こされる惨劇を、人類は二度と繰り返してはならないのです。
起動方法
標準設定ではPCにPS4のDUALSHOCK4を1つだけ接続した状態を想定しています。(なお、DUALSHOCK4をFF14で使うための設定については別途検索してください。)
それ以外の環境の場合は、INIファイルを適宜書き換えて使用してください。
1. PCにDUALSHOCK4(13ボタン以上のジョイパッドなら何でもよい)を接続する。
2. DUALSHOCK4が認識されている状態で、このプログラムを実行する。
- 実行中はタスクトレイにアイコンが表示される。
- 終了する場合はアイコンを右クリックして終了を選択する。
- プログラムの起動・終了はFF14の起動前でも実行中でもどのタイミングでやっても大丈夫。
設定方法
FF14ゲーム内で以下の設定を行ってください。
1. マクロを作成
- マクロ1「/crosshotbar change 1」を作成
- マクロ2「/crosshotbar change 2」を作成
2. ホットバーにマクロを登録
- マクロ1を適当なホットバーに設定 (例: 横向きホットバー3の1番目に登録)
- マクロ2を適当なホットバーに設定 (例: 横向きホットバー3の2番目に登録)
3. キーコンフィグ機能を使い、ホットバーにキー割り当てを追加
- マクロ1を登録したホットバーの部分にF9キーを割り当て
- マクロ2を登録したホットバーの部分にF10キーを割り当て
- ※元のキー割り当ては他のキーに移すか解除する
2. キーコンフィグ機能を使い、XHBの実行ボタンにキー割り当てを追加
- ジョイパッドのL2ボタンの操作にF11キーを割り当て
- ジョイパッドのR2ボタンの操作にF12キーを割り当て
- ※元のキー割り当ては他のキーに移すか解除する
以上の設定により、PSボタンかパッドボタンを押しながら他のボタンを押すとXHBの2ページ目の機能を直接実行できるようになります。
動作原理
これはゲーミングマウス等に付属するユーティリティーと同程度の単なるキー入力補助プログラムで、特別なことは何もやっていません。FF14に標準で備わっているキーコンフィグ設定とマクロ機能がすべてを担っています。
ボタンを押した瞬間にアプリに
F10キーを入力し、ボタンを離した瞬間にアプリに
F9キーを入力する、という動作が基本となっています。
FF14標準のキーコンフィグ機能を使って、
F9と
F10にXHBのページ切り替えマクロを割り当てることにより、ジョイスティックのボタンを押している間のみ、XHBのページが2ページ目に切り替わり、ボタンを離すと1ページ目に戻るシフト動作を実現しています。
さらに、PSボタンを押している間は
F11が押された状態となり、パッドボタンを押している間は
F12が押された状態となります。
FF14標準のキーコンフィグ機能を使って、ジョイスティックの左右のXHB起動の操作にそれぞれ
F11と
F12を割り当てることにより、XHB起動ボタンの自動操作を実現しています。
なお、キー操作によるマクロ実行が基本となっているため、チャット入力中はXHBを切り替えることができませんが仕様です。
詳細設定
INIファイルを編集することで、ジョイスティックのボタン番号や操作で使うキーを変更できます。
各項目の詳細についてはファイル内容を参照してください。
(本プログラムではDirectInputのボタン番号を0から扱います。ボタン1は番号0となるので要注意)
設定例1. パッドのL1/L2とR1/R2を入れ替えて使う
DUALSHOCK4のL2/R2ボタンは、ストロークが深いため非常に押しづらい構造となっています。
あろうことか、FF14の標準設定ではこの呪われたL2/R2ボタンにXHB起動ボタンが割り当てられてしまっています。
L2/R2ボタンは本来、軽く押すだけで反応するので押し込む必要はないのですが、ゲーム中で乱戦状態になっているとそんなことまで考えて軽く押すことなど到底できません。つい力を込めて押してしまって無駄に指が疲れてしまいます。
また、L2/R2ボタンはL1/R1ボタンの直下にあるため、高速・乱暴に操作した場合、人間の手の構造上、ボタンを押そうと伸ばした指が一瞬L1/R1ボタンに誤って触れてしまったりします。これが原因でオートラン誤爆で全滅してしまうとか、正直洒落にならないレベルです。
βで指摘しても全部黙殺された結果がご覧のありさまだよ。
何千人が何百時間と遊ぶゲームで、何万回も押すことになるボタンのデフォルト設定をこんな状況にしておいて、何とも思わないような自称クリエイターの素人連中は
地獄の火炎に焼かれるべき。ん……?グワーッ!(エンファイアされたブーメランが自分に突き刺さった効果音)
で、この問題を解決するために、L1とL2およびR1とR2を入れ替えた状態で遊んでいる人も多いのではないかと思います。
この設定で本ツールを使いたい場合は
iniファイルを削除して起動してください。
または、設定ファイルの以下の行を変更してください。
- # L1とR1でXHBを起動する環境向けの設定
- LButton 4 # L1ボタン (左側XHB実行ボタン)
- RButton 5 # R1ボタン (右側XHB実行ボタン)
設定例2. F9〜F12キーを使わずに利用したい場合 (テンキーのないノートパソコンなど)
本ツールを使う場合、最小でも4つのファンクションキーが操作のために必要となります。
テンキーのないノートパソコンの場合、キーの数が限られているためファンクションキーはすべてゲーム用のショートカットに利用したいものです。
快適なロールプレイ環境を維持するため、
ダイレクトチャットモードをオフにするなんて言語道断。
べらべら喋ってないで超効率無言プレイで遊べばいいじゃん?なんて言っちゃってるそこの俺君?今すぐログオフして一緒に別のゲームで人間性を捧げようぜ?
閑話休題。
FinalShiftのデフォルト設定で使っているF9〜F12をテンキー側に変更してファンクションキーをゲーム用とすることも可能です。
以下はFF14の初期状態では未使用のテンキー
1379にFinalShift側の操作を変更する例です。
- # ファンクションキーの代わりにテンキーの1/3/7/9を使う場合の設定
- LKey 97 # VK_NUMPAD1
- RKey 99 # VK_NUMPAD3
- Page0 103 # VK_NUMPAD7
- Page1 105 # VK_NUMPAD9
- Page2 105
- Page3 105
竹輪大明神
本プログラム(ドキュメント・バイナリ・設定等)はすべてCC0 PUBLIC DOMAINとします。
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